奈良で54年続いた老舗の喫茶店「可否茶座アカダマ」のマスター大槻旭彦さんが執筆された、奈良高畑界隈の本です。
高畑といえば、奈良市の東側、春日山原始林の北にある、新薬師寺や志賀直哉旧居などがあるエリアです。その歴史を史書から紐解いただけではなく、地元の古老に伝わる伝承なども集め、一冊にまとめました。
※なお、大槻さんは普段から「
アカダマブログ」で様々な奈良の知識を発信されています。高畑以外の情報ももちろんいろいろ載っていますので、ぜひご覧ください！
※「可否茶座アカダマ」はフルコトの２号店「ことのまあかり」の場所にありました。山小屋風の店内や、階段の仏像パネルなどはアカダマさんのときからずっとそのままです。
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もくじ
■第一部 高畑の変遷
一 新薬師寺から高畑へ
二 元興寺と奈良町
三 紀 寺
四 興福寺と高畑町
五 春日の社家と中臣氏
六 鹿島の中臣氏
七 藤原氏と大中臣氏
八 高畑の社家町の形成
九 明治以降の高畑
十 志賀直哉邸について
十一 関藤次郎と久保権太輔
■第二部 高畑に残る伝承とその背景
一 破 石
二 吉 備 塚
三 清 明 塚
四 鏡 神 社
五 頭 塔
六 吉備真備・玄�掘Πで榁臻穗ぁ�広嗣と高畑
七 不空院・イガミ御霊さん・井上内親王
八 赤穂神社・氷上夫人・比賣塚・十市皇女
九 俊 寛・俊寛田・藤間家
十 閼伽井庵・隔夜堂(隔夜寺)
十一平 景 清
十二 一之井・修験道・高円山
十三 柳堂地蔵・下高畑町
■おわりに
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■著者：大槻 旭彦
■A5サイズ 140ページ
※初版から20頁増えました。具体的には第一部の十、十一が増えました。
